2004
2004・03・09 アマゴ
京都市左京区久多 久多川(安曇川最上流部)
今年初めての魚釣りです。ホームグラウンドの久多での釣り初めは、天気はよかったもの
の積もった雪を踏みしめての寒い(朝の気温は−4度)釣りになりました。
午前6:30入川。いつもの本流を攻めてみました。低温のためか喰いは渋く、1時間半ほど
でアマゴ2、イワナ2という釣果。
ここでとりあえず遊漁券を買いに“久多の里整備協会”へ。ついでにおばちゃんとしばらく話
し込み、今年の放流情報をもらいました。「型が小さく、数は多い」そうです。ただし、現在の放
流は上流部のみだそうです。
この情報を元に宮の町へ。この日一番の大物23cmの天然アマゴが釣れました。その後、
えん堤1ヶ所で7匹の放流物をゲット。近所のおじさん曰く「そこへかためて放しよったんや」
とのこと。
午後は、少し下の久多大橋から釣り上がりました。ここでは、22cmを含み天然物ばかり4
匹を釣り上げ、午後2時納竿。半年振りの感触にワクワクの1日でした。
下が今日の釣果。アマゴ14 イワナ2。右から5匹が天然物です。
2004・04・08 渓流「るんるん」コアユ「撃沈」
滋賀県犬上郡多賀町 芹川 & 彦根市 彦根港
何やかやで今年2回目の釣行です。数年前に30cmクラスのアマゴを釣ったことがある多
賀町へ。
前日、早くに寝たために夜中1時頃に目が覚めて寝つけなくなり、思い切って出発。現地
に3時半ごろつき、車の中で仮眠して夜明けとともに釣り始めました。
3投目ぐらいでいきなり大きなアタリがありましたが、ハリスを切られてしまいまずは落とし
てしまいました。すぐに次のアタリがあり慎重にアワセましたが、今度はジャンプで針をはず
されてしまいました。ジャンプのときに見えた姿の大きさにびっくり。ゆうに30センチはありそ
うです。次のアタリもすぐにあり、今度はガッチリあわせてしっかりフッキング。ハリスを切られ
ることもなく取り込み成功。35cmのニジマス(写真)で、その引きはものすごく、20メートル
ほど下流にくだって、やっと取り込むことができました。その後2時間ほどで、22センチのア
マゴ、28センチのニジマスを釣り上げましたが、その間ハリス切れ4〜5度、その上アワセ
損ねもあり「再度挑戦」を決意した釣りでした。しかし、釣果には大満足。尚、現地にカメラを
忘れていき、22cmアマゴ・28センチニジマスは実家においてきたため撮影ができません
でした。
その後、彦根港に移動。コアユをねらっての“ドボ釣り”。北よりの風が強く吹きつけとても
寒い中のつりで釣果は上がらず、1時間半ほどでコアユ1、ハヤ1の2匹だけでした。周りの
人に聞いても「今年はコアユはだめ」とのことでした。
2004・04・12 今度は惨敗
滋賀県犬上郡多賀町 芹川
先日35センチを上げた場所へ再チャレンジ。でも4日間で水量があっという間に下がって
しまい、朝から水底が見える状態・・・。悪い予感がしました。
とりあえず釣り始め、仕掛けを入れてみました。先日のハリス切れの対応策として、今回の
仕掛けは0.8の通し仕掛け。念のため天井糸などのつなぎ目も一切なしの特別バージョンで
す。でも・・・水がない=えさが流れない・・・で、とても釣りにくい。おまけに水底は丸見え、とい
うことは、魚からもこちらが丸見え状態。
10投目ぐらいでやっとアタリがありました。22センチのアマゴ。でもこいつ、妙にピカピカ光っ
て朱点がはっきりせず、よく見ると尾びれなんかも形が悪くどうやら放流物のようです。とりあ
えず“ボウズ”だけは免れました。その後は、アブラハヤが1匹きただけで、先日の好感触はま
るっきりなし。考えてみると、4月7日は少量とはいえ雨が降っていました。ちょっとの条件で釣
果が変わってしまう、魚釣りの難しさを痛感しました。
ちなみに、釣り終盤、40cmクラスのニジマスが悠々とえさのそばを通り過ぎていきました・・・
こちらをバカにするように・・・。
絶対にリベンジじゃー!
2004・04・21&26 うーん・・・
京都市左京区久多 久多川
久々のホームグラウンドでの釣りです。両日とも明るくなる5時頃に入川。
21日は2日前に雨が降り水量はまずまず。それでも、アタリはまったくなし。本流で10時頃
まで粘りましたが、結局、イワナ17cm、アマゴ13cm・15cmの合計3匹。その後、谷筋に入
ってみましたが、小さなイワナが2匹きただけでした(両方ともサイズ不足で放流しました)。2
日前の雨で“満腹状態”なのか、本当にクイの悪い日でした。
26日は天気もよく、先日来雨が降らず水量も減ってとても釣りにくい状態になっていました。
結局、本流で2匹、谷筋で2匹の計4匹を上げました。かわいい同行者(写真)がいて、先行し
てくれるのにはちょっと困りましたが、釣れないのはやっぱり腕が悪いんでしょう。いつまでた
っても“へっぽこ釣り師”です。ちなみに、この子がどこの子なのかはわかりません。
2004・05・05 満足!
滋賀県犬上郡多賀町 芹川
彦根の実家に遊びに行っていた息子を迎えに宿直明けで出かけました。迎えにいく前のひ
と時、午後からの釣りです。
前日の雨のため水量たっぷり、少し濁りがある絶好のコンディションです。大物用の通し仕
掛けにミミズをつけての1投目、いきなりアタリがありました。びっくりしたのもつかの間、思い
っきりジャンプされ、あっさり針を外されてしまいました。銀色の魚体から見て、アマゴでしょう
か。数投後に再びアタリ。今度はしっかりフッキング。でも、今度は川上へ猛ダッシュ。少しの
やり取りの後、取り込みに成功!33cm、ちょうど“尺”のニジマスでした。
その後もポツポツとアタリがありました。アワセに失敗したもの、フッキングしながらはずされ
たもの・・・楽しく釣りながら、気がつくと午後4時を回っていました。ほんの
150mぐらいの流れを2往復しただけですが、あっという間に時間が過ぎていました。
本日の釣果・・・ニジマス 25cm〜33cm 6匹
アマゴ 25センチ 1匹 でした。
条件がそろったときにまた行こうっと!
2004・05・10〜11 もう一度
滋賀県犬上郡多賀町 芹川 & 彦根市 犬上川
性懲りもなく再度大物にアタックです。
初日、雨上がりも水量はいまひとつ。それでも流れ込みの深みで22〜35cmのニジマスを
4匹ゲット。しかも、結構アタリがあったものの3度ほど仕掛けを切られてしまいました。しかも、
その切られ方が尋常ではありません。アタリがあり、合わせてフッキングしたとたんの一引き
で「0.8号通し」の仕掛けをプツリ!一度は40cmクラスにジャンプされ針をはずされ、見てみ
ると8号のアマゴ針がポッキリの状態でした。いったいどんな“ヤツ”がいるのでしょう?その後、
瀬に出ていた15〜22cmのニジマス6匹を釣り上げて納竿しました。
2日目、前日納竿してからの強い降りに誘われて、2日続けての釣行でした。水量も増えて
少し濁りもあるのに、アタリはほとんどなし。3時間ほどで20cmクラスのニジマス2匹を釣り上
げ、ます釣りはあきらめました。
その後、犬上川下流に場所を移してコアユ釣り。24匹を釣り上げて、12時30分納竿。
条件が整っているように見えてもどこかが魚の好みに合わない・・・。魚釣りって、本当に難
しい・・・。
これでしばらく釣りには行けそうにありません。次回は、6月に入ってから、本格的にコアユ
を狙ってみようと思っています。
2004・06・01 コアユ250超
滋賀県多賀町 芹川
昨年、大釣りしたポイントで“夢よもう一度”・・・。
夜明けとともに入川。琵琶湖周辺独特の「秋田キツネ(チカ針)」を使ったサビキ釣りです。
エサは煮干の粉をグルテンで固めたもの。コンスタントに釣れて、午前中7時間ほどで250
匹を超える数が上がりました。中には15センチを超えそうな大きさのものもいました。
天気も良く、日焼けをしながら十分楽しめました。
最後のほうで今年生まれの小さいアマゴが1匹。ちょっとびっくりしながら、大きくなってか
らの“再会”をねがいながら(アマゴにとっては迷惑ですね)放流しました。
今回、写真はとり忘れてしまいました。これに味を占めて、これから夏に向かって何回かコ
アユを狙うつもりですので、そのときまでお預けです。
2004・06・07 久しぶりにアマゴ釣り
京都市左京区久多 安曇川源流
天気予報では“雨”。「これは絶好のチャンス」と勇んでアマゴ釣りに出かけました。
明るくなるとともに入川。いつもの本流を3時間かけて丹念につついていくのですが、どうも
喰いが渋い・・・。いつもなら、アタリ位はある所でもめったに目印が動きません。目印が微妙
に動くと、5センチぐらいの“新子”がついて上がってきます(全部で10匹ほど、すべて放流し
ました)。結局、15cmのアマゴと17cmのイワナの計2匹を釣り上げて場所移動。
最上流の谷へ行ってみましたが、こちらではまったくアタリなし。何せ水が少なく、その上、
川をまたいで蜘蛛の巣だらけで餌を流すのも一苦労。早々にあきらめて、とりあえず昼食タ
イム。
午後は一転下流に行ってみました。ここで22センチのまずまずのサイズのアマゴをゲット!
とても小さな瀬でつれたのにびっくりしました。その後、15センチのイワナを1匹釣り上げて午
後2時納竿。
天気予報に反して、ほとんど降らなかった雨は、皮肉にも餌がなくなりかけた納竿直前に夕
立のように一雨。「きっとこんな時に上流・谷筋だったら釣れるだろうな・・・」と思いながらずぶ
濡れの納竿でした。
2004・06・14 コアユ・また写真なし
滋賀県多賀町 芹川
6月1日の場所へもう一度行ってみました。
天気は晴れ。5時頃に釣り始め、12時頃まで。とりあえず釣りまくって約130匹。10cm超ク
ラスの結構なサイズも混じって、まずまずの釣りでした。驚いたのは、コアユの仕掛けにアマゴ
が来たこと。それも15cmクラスが2匹。1匹なら偶然とも思えるんですが、2匹きたということ
はやっぱり“食いに”きたんでしょう。もっとも、このすぐ上流は、4〜5月にかけて大物を釣った
場所です。アマゴやニジマスの子供がいて当たり前。前回は今年生まれのも1匹きました。ま
あ、「いれば食いつく」ということでしょうか。
しかし、コアユは数釣れるので現地で写真を撮ることができず、家に帰ってきてしまうとつい
つい撮影を忘れてしまいます。そんなで、今回も写真はありません。次回は是非に・・・。
2004・06・24 コアユ推定450・外道1
滋賀県多賀町&彦根市 芹川
数の出るコアユ釣りが面白くって、またまた行ってみました。
3日前の台風のおかげで水量はたっぷり。多賀町のいつもの場所で竿を出してみましたが、
流れが急すぎて仕掛けが流されてしまいます。「釣りにくい・・・」などと思いながら何度か仕
掛けを入れていたその時、突然ウキが一気に引き込まれました。あわてて竿を立てると、い
きなりジャンプ!コアユの仕掛けに来たのは25cmのニジマスでした。複数の針が幸いして、
なんとか仕掛けを切られることなく取り込みに成功しました。結局コアユはポツリポツリと5匹ほ
ど・・・。あまりの条件の悪さに場所変更。
多賀町から彦根市に入ってすぐのところでいいポイントを見つけ、竿を出すことにしました。こ
こからが爆釣!午前中で推定450匹。“入れ喰い”状態も何度かあり、忙しい釣りでした。
ビニール袋に入ったままですが、下がその写真です。
しかし、朝早く釣り始めるのは良いんですが、早朝のの河原はブヨ(ブユ?ブト?)の山。70ヶ
所からくわれて、翌日は足がパンパンにはれてしまいました。
2004・06・29 コアユ711匹
滋賀県彦根市 芹川
コアユにハマっています。何せ、数が出るのが面白くって・・・。
ポイントは、6月24日に450匹を上げたところです。釣ってみると、先日以上の爆釣で、帰っ
て数えてみると711匹いました。これだけ数が出ると、本当に面白い。「帰りのクーラーボック
スが重たい」などという経験は初めてです。
仕掛けは市販の「コアユ仕掛け」(秋田キツネ針を使ったサビキ)。毎年と変わったことはな
いんですが、寄せ餌を変えています。例年、安物の市販の寄せ餌を使っていました。たまに
高価な「しらすミンチ」を使うこともありましたが、何せ値段が高いもので・・・。今年は5月11
日に犬上川で一緒になった方から教えてもらった「煮干の粉をグルテンでつなぐ」方法でこ
の成績。まあ、釣り場の条件も良いんでしょうが、本当に良く釣れます。満足、満足・・・。
2004・07・05 夏の渓
京都市左京区久多 安曇川最上流
天気予報によると“雨”。その情報に期待して、久々に久多へいってみました。
朝5時に入川。瀬をひとつずつ丹念に攻めてみましたが、ウグイばかりが掛かってきます。
その上、川の上はクモの巣ばかり。仕掛けが引っかかって、エサがなかなかうまく流れてく
れません。それでも、何とかアマゴ1(天然モノ)、イワナ3の計4匹を釣り上げました。すべて
16〜18cmの小さいものでした。ただ、5cmほどの“新子”は10数匹・・・すべて放流してき
ました。
その後、下の針畑川へ行ったり、上の谷筋に入ったりしましたが、釣れるのはウグイやアブ
ラハヤなどの外道と“新子”ばかりでした。結局雨もほとんど降らず、午前中で早々に納竿しま
した。
2004・07・14 コアユ230匹
滋賀県彦根市 芹川
とりあえず暑いです。雨が少ないままに梅雨が明けてしまいました。琵琶湖の水位は−20
cmを割っているそうです。この夏の水不足が心配です。
川のほうもやっぱり水不足です。前回に比べて水量がガクンと減っています。あれだけ見え
ていた魚影も減っています。それでも釣り始めると、結構な数の魚たちが寄ってきてくれまし
た。寄ってきさえすればこちらのもの。いいペースで釣り上げて、5時間程で230匹。ただ、
午前9時を回って太陽が照り付けると、ピタッと喰いが止まってしまいました。10時前にあき
らめて納竿。実家によって、その後、新しくできた比良の温泉に寄って帰ってきました。
2004・09・14 あと半月
京都市左京区久多 安曇川最上流
今年の夏は暑すぎて、釣りに行く元気も出ませんでした。久しぶりはホームグラウンドは、
もうすっかり秋の気配が・・・。
いつもの本流から攻め始めました。水量もまずまず。じゃまっけなクモの巣もなし。とっても
釣り易い状態でした。瀬を中心に丹念につつくこと3時間、15〜28cmの天然アマゴを6匹
釣り上げて場所を移動しました。
谷筋に入って少し釣ってみました。小型のアマゴ・イワナがポツポツ来る中、あまり大きく
ない直径1mぐらいの流れ込みでいきなり大きなアタリが・・・。こいつが“本日一番”の24
cmの天然アマゴでした。
渓流シーズンもいよいよ今月一杯。ちょっとがんばって釣りに行ってみようと思っています。
2004・09・30 終わりよければ・・・?
京都市左京区久多 安曇川最上流
前日夜に通過した台風21号の影響でとてもつれるような状況ではなかったのですが、
「今シーズン最後・・・」の思いで竿を出さずにいられませんでした。
本流は濁流渦巻き、川筋に降りられるような状況ではなく、とりあえず少しはましな谷筋
へ・・・。しかし、ここも流れが強く、仕掛けがすぐに流れてしまいます。そうこうするうちに、
流れを渡れない所に出会ってしまいました。そこは、ちょっとエコになっていて、流れ落ちの
裏には少しよどみもあります。一度目、何かに引っかかったような感触があり、アワセをくれ
ずに上げると、少し魚らしい引きが・・・。祈るような気分でもう一度・・・。今度は一度目より
大胆に流れ込みの裏側へ打ち込んでみました。すると、すぐにつよいひきこみがあり、あわ
せると20cmのアマゴでした。
結局この一匹が「今シーズンの打ち止め」になりました(写真は撮りわすれてしまいました)。
釣行移動中、イノシシを目撃。よく考えたら野生のイノシシを見るのは初めてでした。
2004総括
30cm超の大物あり、700匹以上の数釣りあり・・・。とても楽しめた今シーズンでした。来
年も是非この調子で行きたいものです。
2003年の記事へ